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ハンドメイド作家が田舎暮らしするにはどうしたらいい?

2021年9月30日

ハンドメイド作家が田舎暮らしするにはどうしたらいい?

   

こんにちは。私は専業でハンドメイド作家をしている白井クリームと申します。

関東から岐阜に移住し、田んぼに囲まれた地域でのんびりと暮らしています。

『ハンドメイド作家として自立して田舎暮らしがしたい』とひそかに考えている方は多いのでは、と思います。私がそうでした。

ハンドメイド作家をしながら、自然の豊かな土地でのんびり暮らせたら素敵だなぁ、と思いますよね。
ただ、実際にやってみるまではぼんやりとしていて、本当にそんなことできるのかな、とだんだん不安な思いでいっぱいになって、なかなか実行に移せないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

でも実際に移住をしてみると、田舎暮らしは作家の生活ととても相性が良く、毎日が優雅でのんびりしています。それに、思っていたよりもずっと簡単でした。

ここでは、

  • ハンドメイド作家が田舎に移住すれば優雅に暮らせるのはなぜか?
  • ハンドメイド作家と田舎暮らしとの意外な相性の良さ

についてご説明します。

都心への通勤、人混みに疲れてハンドメイド作家になった。
ハンドメイド初心者だけどいつか田舎暮らしをしてみたい。

という方のご参考になれば幸いです。

ハンドメイド作家として自立し、田舎でのんびり暮らしたい、と考えている方へ。

   

結論から言うと、月収十万円以上のハンドメイド作家であれば、田舎へ移住して専業作家となることは十分可能です。

それどころか、ハンドメイド作家と田舎暮らしはとても相性が良いのです。

多くの作家は都会で活動するよりも、田舎で活動する方が向いています。
なぜかというと、理由はいくつかあります。

   

ハンドメイド作家と田舎暮らしがとても相性の良い理由とは?

ハンドメイド作家が田舎暮らしするのは、案外簡単です。

その理由を挙げてみましょう。  

田舎暮らしなら家賃を抑えられる

月収十数万円の作家が都会で暮らすのは簡単ではありません。
ほとんどの人はアルバイトと掛け持ちしなければならないでしょう。
でも都会から離れれば、家賃相場は一気に下がります。

さらに、専業作家は通勤をしないので駅近である必要もなく、家賃はぐっと抑えられます。

しかも、家賃が1/2~2/3ほどになったのに部屋の面積は変わらず、もしくは広くなった!という場合がほとんど。

   

生活・制作環境が改善できる

家賃は以前より安いのに、都会に住んでいた頃より広くて綺麗な部屋に住めるのが田舎暮らしの大きなメリットです。

ハンドメイド作家につきもののお悩みといえば、たくさんの資材や梱包材の置き場や制作スペースの確保。
賃料は抑えたまま地方で広々としたお部屋を借りることができれば、資材スペースだけでなく、自分だけのアトリエのような空間を設けることも十分可能になります。

   

一人暮らしなら賃料込みで7万円ほどから生活できる。

地方の賃貸物件は、一般的に住みやすそうな物件であれば家賃3万円前後から多数あります。
そして中には井戸水を使用しているために水道代がかからない物件、インターネット無料の物件もちらほら。

近所にあるのは畑や農産物直売所。ショッピングモールなどの便利な散財スポットもないとなれば、光熱費、食費、その他あわせて7万円ほどでまかなえます。

えっ、7万円で本当に大丈夫?と思う方もいらっしゃるでしょう。
都会に住んでいると、7万円は家賃のみですべて消えてしまいますから。

都会に住むと、頑張って得た収入のほとんどが家賃に消えているということです。
今の家賃を半分に抑えれば、残りは貯金することもできますし、新作のための資金に回すこともできるんですよね。

それからもし今15万円、20万円の収入があるのなら、地方では結構余裕をもって生活することができるのです。

   

住む場所を問わない

ハンドメイド作家の中にも大きく分けて、イベントや店舗などでの対面販売を中心に活動されている方、ネット販売をメインに活動されている方がいらっしゃいます。
また、工房に通って作品制作されている方もいれば、すべての作品を自宅で制作されている方もいらっしゃいます。

自宅で制作した作品をネット販売する作家さんであれば、住む場所を問いません。
日本中どこにいても仕事ができるということになるので、自由に住む場所を決めることができます。

そういう方に、田舎への移住は特に向いています。現在は対面販売が中心、工房で制作されている方でも、ネット販売、自宅制作に移行すれば自由度は上がります。

住む地域を限定しなければ、かなり低予算でも選択肢は広がりますし、むしろ作家活動の傍ら、興味のある工芸品について勉強するために地方移住を選択するのもアリでしょう。

   

クリエイティビティ、創作意欲が上がる

それまで住み慣れてきた街で作品を作り続けるのも良いですが、都会の喧騒を離れて自分を取り巻く環境をガラリと変え、憧れていた生活に一歩近づいてみる。そんな毎日を想像してみてください。

朝布団から起き上がるだけでワクワク。
窓を開けると一面に海や山のある景色が広がって、思わず深呼吸をしたくなります。

ショッピングモールやアミューズメント施設で過ごす代わりに自然の中で季節の移り変わりを感じたり、多様な生き物を目にしたりします。

作品制作の息抜きに、近所の散歩をするのがとても楽しく、毎日新しい発見があり、地元ならではの言葉、文化、食材などに新鮮な驚きと刺激を受けます。

都会から田舎に移住すると、生活スタイルが一気に変わって余計な刺激が少なくなる分、作家の仕事に集中しやすくなります。

脳が活性化して創作意欲は自然と向上しますし、新作のアイディアも生まれやすくなるでしょう。

    

実際に移住したハンドメイド作家の具体例

  • 知り合いの作家Aさんの場合

    もともとナチュラル派の素材を使ったアクセサリーを制作していた作家さん。都内から、作品の発送には少し不便ではありますが自然豊かな地域に移住して、新たなデザインを模索中。身近な自然素材と日々向き合っているそうです。  
  • 私の場合

    地方都市から少し離れた地域に移住。郵便局などはすぐ近所にあるので発送が楽チン。以前は関東を拠点にしていましたが、現在は東海から関西のイベントにも出店するようになり、新規のお客様との交流を楽しんでいます。
  • そのほかにも、こんな例も考えられます。

    収入に少し余裕があるなら、冬は沖縄、夏は北海道、秋は京都、というように一カ所にとどまらず、好きな地域を移動するスタイルもアリ。
    出店したことのない地方のハンドメイドイベントに出ると、いつも新たなお客様との出逢いがあります。
    地方ごとの工芸品や地元の自然、文化に触れることで、インスピレーションを得て新作に生かしていきます。
    それまで知らなかった技法や素材に出会うチャンスも広がるかもしれません。

さて、ここまでハンドメイド作家が田舎暮らしをすることのメリットについて書いてきましたが、まだ不安の残る部分はあると思います。
次はその点について考えてみましょう。

ハンドメイド作家として田舎へ移住する際の不安な点

   

田舎だとイベントに出店しづらくなるのでは?その末、先細りにならないか心配。。

田舎暮らしだからといって、定期的に大規模なハンドメイドイベントに出店したり、百貨店などの展示販売に出したり、という機会をすべて失ってしまうのかというと、まったくそんなことはありません。
ハンドメイドイベントも百貨店も、どこの地方にも大なり小なり存在しているので、地域の出展先を開拓する楽しみもあります。
それまで出店することのなかった土地で、地元の人に知ってもらう機会にもつながります。
私の場合、新たな地域のイベントに出店したときに、移住のことを話題にすると喜んでいただき、リピーターになっていただくことが増えました。

   

どんなふうに移住先を決める?

私の場合、まだ出店したことのない地域の大規模イベントに出る!という目標を決めて、そのイベントに出店しやすい地域から探しました。

その中で家賃が低く、郵便局が近くにあって、食材調達に困らない、のどかな町、と決めていました。

その程度決めておけば、かなり探しやすくなりますよ。

あとは検索サイトに入力して気になる物件が見つかるまで様々な条件で検索するだけです。

   

地域の人とどのように接点を作るか?新たな土地での人脈の広げ方

右も左もわからない新しい土地に引っ越してくると、知り合いが誰もいない状態から始まります。
孤独な生活を考えると不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
でも、その点も心配しなくて大丈夫。

私の場合、自分が移り住んだ地域のことをもっと知りたいと思い、まず地域新聞などに掲載されている地域イベントなどに参加してみました。
それから市や町が主催する興味の持てる講座に参加して、そこで出会った人と友達になったり、そこから社会人サークルを作ることになったりと、人とのつながりが広がってきました。

自分の住む地域のことを知りたい、関わりたいという思いがあって、少しずつ行動すれば、自然と地域の人とつながることができます。

駅やバスの中に貼られているポスターや、住んでいる地域に無料で配布される情報誌などに日頃から目を通しておくと良いですよ。

   

ハンドメイドの収入がまだ7万円に届かない

ハンドメイド作家としての収入がまだ足りないのなら、ぜひ専業作家を目指してもうひと踏ん張りしてみてください。

毎月7万円と思うとハードルが高く感じるかもしれませんが、1日に平均2500円売り上げれば良いと思えばどうでしょう。

5000円の作品であれば、2日に1つ売れれば良いのです。
作品単価が高ければ、3日に1つでも良いわけです。

単価が高ければ発送回数も減るので、田舎暮らしにはもってこいです。
現状、単価が低いのであれば、単価を上げる方向性を模索するところから検討してみると良いかもしれません。

   

まとめ

◎ハンドメイド作家が田舎に移住すれば、優雅に暮らせる

最後にお伝えしたいのは、ハンドメイド作家は田舎で暮らすのがおすすめ!ということ。

余計な刺激の少ない田舎で自然に囲まれシンプルに暮らすことでクリエイティビティが向上し、制作に集中しやすいライフスタイルが実現します。

作家生活に集中しながら生活費を抑えることもできるので、一石二鳥なのです。

ですが私自身、ずっと田舎生活を思い描いていたものの、すぐに行動できずにいました。
なんとなく不安だったからです。
収入もあまり安定していないし、まだもう少し先でもいいだろうと思っていました。


でも、いざ実行してみると、こんなに作家生活が充実するならもっと早くやるべきだった!と思ったのです。
都会で暮らしていた頃よりも、何倍ものスピードで作家としてのキャリアが進展しています。

私の周囲にも、移住してから制作スタイルが変化したり、新たなステージに移行している方が何人もいらっしゃいます。
(そして、逆に失敗したという話は聞いたことがありません。なぜかというと、それはきっと目的がはっきりしているからなのだと思います。)

もしあなたが専業作家で田舎暮らしを検討中で、作家としての人生をさらに充実させてステージアップしたいと考えているなら、善は急げです。人生はそんなに長くありませんから。

優雅な田舎ライフをぜひ堪能してください。

そしてこれからハンドメイド作家になって、こんな田舎暮らしがしてみたいと思った方は、興味のあるものづくりのジャンルを探してみたり、ものづくりの教室に通ってみるとよいかもしれません。

教室に通っていた経験から作家生活をスタートさせた方は、私の身近にもたくさんいます。

CLASS101は刺繍や金継ぎ、マクラメや石鹼アートなど、作家さんから直接習えるオンライン教室。選択肢も盛りだくさんなので、あなたのやりたいことが見つかるかも。いろんなジャンルのクラフトに出逢えるので、見ているだけでも楽しいです。



ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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