進路が決まらない?クリエイティブな道を目指す高校生と大学生の方へ。ハンドメイド作家のすすめ。
こんにちは。
専業ハンドメイド作家の白井クリームです(作家の屋号とは別です)。
私はハンドメイド作家として現在田舎暮らしをしているのですが、ハンドメイド作家になったのは30代に入ってからでした。世の中にminneなどのハンドメイドに特化したECサイトが出てきたばかりの頃でしたし、それまでは、ハンドメイド作家という職業があることも知りませんでした。
もし私が学生の頃にこのような職業で実際に生活している人がいると知っていれば、もしかしたら私の選んだ道は変わっていたかもしれません。少なくとも、進路の選択肢はひとつでも多いほうが良いでしょう。
そんなわけで、ここではつくるお仕事を目指す高校生、大学生に向けて、ハンドメイド作家のすすめ。について書きたいと思います。
クリエイティブなお仕事とハンドメイド作家
今、将来の進路を考えてるあなた。
なんとなく、つくることが好きだからクリエイティブな仕事がいいかなぁと考えている方が多いのではないでしょうか?
でもクリエイティブな仕事って幅がとても広いのです。
クリエイティブ系の職業といえば。。。
- イラストレーター
- webデザイナー
- グラフィックデザイナー
- プロダクトデザイナー
- ゲームクリエイター
- 動画クリエイター
軽く挙げるだけでもこれだけあります。それぞれ異なる職業ですが、発想力を生かしてものづくりをするところは共通しています。
ハンドメイド作家も、発想力、想像力を発揮してものづくりし、自分だけの世界観をつくりあげていくことで、たくさんの人に喜んでもらえるお仕事のひとつです。
つくることが好き。ひとりで好きなものを作りたい。自由に働きたい。そんな人はハンドメイド作家が向いているかも。
ハンドメイド作家は会社に所属する必要もなく、自宅でお仕事する場合がほとんど。自宅から離れた工房にこもる人もいますけどね。
たいていは好きな時間に起きて、好きな時間に寝て、平日でも休日でも、好きなときにお休みして、好きなときにお仕事します。
何を作るかというと、雑貨やアクセサリーや食器、服、アート作品、ぬいぐるみ、家具、その他なんでも、自分の作りたいものを作ります。
作ったものは、販売サイトやハンドメイドイベントや、作品を置いてくださる委託店などで販売します。
自分で売る場合もありますし、お店に委託して売ってもらう場合もあります。それも自分で決めます。
ハンドメイド作家はどこの会社にも団体にも所属せず自分で事業を営むので、自営業とか個人事業主と呼ばれます。
中には好きな仲間と組んで活動している人もいますが、それも自由。基本的には一人で作って一人で売ります。つくることはもちろん、『一人』と『自由』が好きな方に向いていると思います。
学生時代からハンドメイド作家を始めた作家さんの例
ハンドメイド作家は、始めようと思えばいつでも誰でも始めることができます。ただ、それをお仕事にできるかどうかは続けてみないとわかりません。
ここで、学生時代からハンドメイド作家を始めた作家さんの例をご紹介しましょう。
学生時代から作家活動を始めたけど趣味のまま、という方も多いと思いますが、その一方で、大学卒業と同時に作家一本で生活できるようになった方もいらっしゃいます。
私の知り合いの作家さんは、学生時代からネット販売やイベント出展など精力的に活動していました。
はじめは一般的なアクセサリーを制作されていましたが、自分のオリジナリティの出し方、自分なりの製法を見つけて、今では人気作家さんに。単独で本も出版されています。
学生時代から本格的にハンドメイド作家として活動してみては?
上でご紹介した作家さんのように、学生時代からハンドメイド作家として活動することは十分に可能です。
それに、学生時代から作家活動をスタートすることにはいくつもメリットがあるのです。
学生時代から作家活動をスタートするメリット
①早くからスタートする方が有利。
作家活動をしている学生さんは、全体としてはかなり珍しいと思います。
なぜかというと、様々な人生経験を経て、最終的に趣味の延長でハンドメイド作家に流れ着くタイプの人が多いから(私見ですが)。
でも、ハンドメイド作家として才能を発揮して活躍するためには、必ずしも長い人生経験が必要だということでもありません。
必要なのは、バイタリティや発想力。そして“これだ!”と思うところを見つけるまで根気強く続けることです。
なので、ハンドメイド作家は早くから始めることをおすすめします。
②時間は必要、資金はそれほど必要ない。
時間があってもお金がない学生さんにも、ハンドメイド作家はスタートできます。
資金がないなら、手近にある材料を使って作ればよいのです。
手元に作品があってスマホがあるなら、早速スマホで作品写真を撮って、ハンドメイドサイトに登録しましょう。登録に費用はかかりません。作品を登録しさえすれば、今日からハンドメイド作家として活動することができます。
③学業に負担なくお仕事を経験できる。
ハンドメイドのお仕事は売りたいときに売る、作りたいときに作る、というふうに、自分で活動ペースをコントロールできるので、学業などの負担になることはありません。
初めて自分で作った作品を売るという経験は、その頃とっくに30代だった私にとっても、大変新鮮でした。本当に売れた!喜んでくれた!という驚きと感動を、学生時代のうちからぜひ味わっていただきたいなと思います。
ハンドメイド作家としてのキャリアは長く育てるもの。気長に一歩一歩、楽しくをモットーに。
ハンドメイド作家としてスタートし、すぐに順調に売れてお仕事になったという人の話はなかなか聞きません。
みんなある程度の年月をかけて、徐々にお客様とつながり、たくさんのファンを獲得していきます。
はじめは見よう見まねでも、試行錯誤しながらそのうち自分なりのオリジナリティを見つけ出します。
自分だけの技法、自分だけの世界観、自分だけの作品を作り上げていきましょう。
そうしてあなたの作品が、たくさんの人を笑顔にします。
それではまず、何を作ったらいい?という方は、こちらの記事をご覧ください。
ハンドメイド作家になるには、何を作るか? – ハンドメイド作家の田舎暮らし (monogatari.site)
今のうちから始めれば、二年後、三年後にはもしかしたら、立派なお仕事になっているかもしれませんよ。
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